都立中学の受験で入塾を考えているけど、塾に入る前に子どもにどれくらいの学力が必要なのかわからないという方が多いのではないでしょうか。一般的に都立中学を受験するのであれば、一定以上の学力が必要です。具体的に一定以上の学力とはどのようなものかというと、まず学校などの作文などで、長い文章を書くのが苦ではいない子です。都立中学の受験は適性検査という特殊なテストで、国語のテストにあたる文系では、長い文章を書かなければならない問題が出題されます。
そのことから文章を書くのが苦手な子は、それがネックになってしまうという特徴があります。他にも算数の基礎問題は難なく解ける子が合格しやすいです。適性検査で出題される算数の問題では、計算問題と思考力を問うような問題が出題されます。計算問題は簡単なものではなく、5ケタ×5ケタなどの複雑な問題が出題されるので、算数の基礎力がない子は太刀打ちできなくなってしまいます。
この計算問題は得点源となるので、この問題を落としてしまうと合格への道が遠のいてしまうでしょう。語彙や漢字はほぼ完全に解けるという点も、合格の条件であると言えます。文系の作文を書く問題では、語彙や漢字もしっかりとチェックされます。語彙や漢字を間違えてしまうと減点されてしまうので、塾に入る前に完璧にしておくことが大切です。
都立中学の受験では知識は問いませんが、社会や理科などの基礎問題はしっかり理解していることがポイントになります。基礎問題がしっかりしていないと、思考力を問う問題を解くことが難しいからです。